寒い冬が終わり、暦の上では春が始まる立春。
この時期は、春の風の邪気によって体調を崩しやすいのが特徴です。
また、立春は肝臓の働きが活発になる時期で、肝臓の不調にも注意が必要です。
立春は体調を崩しやすい時期!
寒い冬が終わり、暦の上では春が始まる立春。
まだ寒さの厳しい時期ですが、暦の上では春が始まります。
しかし、立春は春の風の邪気=風邪【ふうじゃ】によって体調を崩しやすい時期です。
立春は風邪の好発時期
春は、冬の寒さから解放されて、暖かい日が増えてきます。
しかし、暖かさの裏では、冬の間に溜まった冷気が急激に解け、体調を崩しやすくなります。
また、春は花粉症の季節でもあります。
花粉症の症状で鼻や喉が腫れたり、くしゃみや鼻水が出たりすると、風邪のウィルスが侵入しやすくなります。
立春は肝臓の働きが活発になる時期
また、立春は、冬の栄養の貯蓄庫として動いていた肝臓の働きが活発になる時期ででもあります。
冬の栄養の貯蓄庫として動いていた肝臓の働きが活発になり、冬から働きすぎて疲れている肝に悪影響が出る時です。
「肝」は五臓のうちのひとつで、血の貯蔵の管理をおこなう、全身の氣【生命エネルギー】を調節するなど大切な働きがあり、肝臓の他に筋肉や目、爪、神経、精神活動とも深い関係があります。
また肝臓の働きに必要な血液やリンパ液と言った体液の流れも停滞しやすく、貧血や栄養不足になりやすい時。
大切なみなさんのおからだに不調が現れないよう事前に予防していきましょう!
立春の健康管理のポイント
立春を健康に過ごすために、以下の予防を心がけましょう。
ストレッチやマッサージでからだをほぐす
ストレッチやマッサージで、からだをほぐして血行を促進しましょう。
また、肩や首、腰など、凝りやすい部分を重点的にほぐしましょう。
ゆっくりとした呼吸を心がける
ゆっくりとした呼吸をすることで、自律神経を整え、免疫力を高めることができます。
からだを冷やさないようにする
特に、下半身を冷やさないようにしましょう。
下半身は体温を下げやすい部分なので、靴下を履いたり、レッグウォーマーを巻いたりして、しっかりと温めましょう。
ストレスをためないようにする
ストレスは、免疫力を低下させる原因になります。おいしいものを食べたり、自然に触れたり、
ご自分の好きなことをする時間を大切にして、リラックスしましょう。
気づかないうちにストレスで自律神経に影響を与えていることがあります。
おいしいものを食べたり自然に触れたり、ご自分の好きなことをする時間を大切に、一年を健康に過ごせるからだ作りを一緒にしていきましょう。
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